陽だまりの彼女

陽だまりの彼女 (新潮文庫) 原作未読・松本ヲタ・舞台挨拶PV目当てで見た感想。舞台挨拶のじゅんたすは、もうすっかり浩介ではなくなっていて、なんかギラついてましたww
ネタバレなしに良し悪しを語るのは難しいんだけど、思ってたような感じではなかったし、思ってた以上だったことは確か。うむ。
実は映画にはあんまり期待しておらず、じゅんくんにまた凡庸な役か…じゅりちゃんそんな好きじゃないしなー、、、とかいう気持ちではいたんですが、よくできてた、んだけど、なんかもう全編キュンキュン!さわやか一直線!!ラブアンドハッピー!!ていう映画かと思ってたから後半の重い展開がつらかった…ああいうのあかんねん…自分も落ち込んだら何事もなかったように消えたいな、と思うことがたびたびあるし、逆に大切な人が何事もなかったように消えたりなんかしたら気が狂うだろうなー、とも思うのでそういう意味ですごい苦しかった。そんな感じで最後まで見たのでハッピー!て感じにならず…3センチくらい浮遊して映画館から出るんじゃないかと思ったけど、むしろマイナス3センチくらいであった…舞台挨拶先に見るのと後に見るのどっちがよかったんだろうか。

もちろん随所にキュン死ポイントがあったんだけど、重苦しさが勝ちすぎて再度見るのはちょっと、、、て思うくらいつらかった、、、でもやっぱキュン死ポイント見極めたいなー、見れるかな〜。

じゅんたすは、あんな男前に凡庸な役をやらすな!!!て思いはめちゃくちゃあるんですけど(監督にも「まつもとじゅん史上いちばんのどんくさい役、て言われてた)、ああいう普通っぽいことをクッソ真面目に徹底してできるのもまた我らがまつもとじゅんという人だと思うので、もうむしろ極めてほしくなってきた。イロモノとかいうと異国人の役とかこ汚い農民の役とか来るからさ…(もうかなり昔wなのに変なところほじくりかえすなw)
あとヒロインはじゅりちゃんにしかできないね。

しかし全編徹底してオシャレ臭ただよいまくりで、雰囲気はすごいよかったです、監督きれいに撮ってくれてありがとう。脇役も味のある人いっぱいいてよかったし、じゅんたすも刺激になったでしょう!(えらそうに…

マオって中国語でぬこだなー、と思った。猫好きの人はこちらもどうぞ。

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