木更津キャッツアイ ワールドシリーズ

なんかもう、細かい部分がどうとかじゃなくて、あのお祭り気分で終わった日本シリーズから3年、ちゃんとばいばいを言うためにこの映画を作ってくれたキャッツの5人、役者さん、くんく、磯P、スタッフのみなさんに本当に感謝したい。作り手がちゃんとばいばい言ったから、見るほうもこんなにすっきりとばいばい、ていえる作品になってた。キャッツの5人が役どころを愛してくれて、キャッツの役どころが5人を愛してくれてよかった、そしてキャッツを愛してきてこの映画を見れたことが本当にしあわせだなーと思った。バカやってたのしいばっかりじゃなくて、誰しもが感じる生きていくことのぼんやりとした不安とか葛藤とか、そんな「ふつう」のことがあって泣いたり笑ったりする毎日こそがすばらしいんだと気付かせてくれる。青 春 さ い こ う !(ちがう映画です!)(くんくごめん、「バカ」も「青春」って言葉も好きじゃないのにこんな表現しかできなくて)
22歳のままのぶっさんはぶっさんのまんまできゅんとなったし、19歳でバンビをやった今24歳のバンビは、しっかり変わってたのがわかった、だって翔せんぱいだったもんね! それもまた頼りになるようでダメな感じが(笑)すばらしくよかったです。
見る前は何回か見ようかなーと思ったんだけど、わたしはこの1回でばいばいできた気がする。いっぱい泣いていっぱい笑って、こんなに気持ちよく終わってよかったと素直に思えた。早くDVDになって、劇場のほかの人の目を気にせず、キャッツのことを知ってる誰かと一緒にげらげら笑ったりうえーんて泣いたりしながら何回も見たいなぁ!
英語表記だと、ワールドシリーズのところがSAYONARA GAMEだった。
アデイインアワライフが流れて、あらし/アルバム「ヒウィゴー」より、てエンドロールにでたときはかなりぐっときました。どっかで流れるとはきいてたけど、シーサイドばいばいが出たので、そっちがEDテーマだと思ってたの(ちゃんと挿入歌ってかいてある?)。ほんとのとこどうかわかんないけど、キャッツの終わりはあの歌じゃないとなー、てみんなが思ってくれてて使ってくれてるならすごくうれしい。しばらくコンサートモードであの曲に触れてきたけど、やっぱりあの感じでイントロが流れてくると木更津のEDテーマなんだよなぁ、1つの曲で2つの異なる印象を持てるってすごくしあわせ。