West Side Story 大阪厚生年金会館(1部)

にわかファンのあたしなんかが行っちゃっていいんでしょうか!妹2号からせしめてきました!妹2号は今年受験生でニノ担ということもあり(まー受験はもう終わっちゃったんだけどねーコノヤロ)、大野担のおかんと松潤担のあたしが行くこととなりました。マツジュン担とか言っちゃうところがもージャニファンくさい。そーいえばおかんは斗真くんのファン歴もけっこう長いんだった。朝ドラ「あぐり」の子役で出てたとき以来。しかしおかんとあたしってすげー組み合わせ。しかしてS席いちまんにせんえんなんて高校生の小娘が来ていいところじゃないよ!というわけでわりと年齢層も高め。といっても学生は冬休みやから平日でも来れるので、逆に来てなかったのかも。
開場時間くらいにいったんやけどすでに長蛇の列。なんや?と思って入ったらまずポスターにずぎゅーん☆情熱の赤・ずん*1様ポスター・・・そしてグッズ売り場が長蛇の列。開場して45分で開演なのでトイレ行く時間しかないじゃん〜〜と思って席みてグッズ売り場のぞいたらずん様ポスターは売り切れてた。いや、ポスターなんて貼れないから買わないんだけどさ・・・それにしてもかっこよかったの。順次翔くん大ちゃんと売り切れておりましたよ。ちなみに1部2部の間の休憩にダッシュしたらパンフまで売り切れてた・・・しょぼーん。ポストカードは買ったけど、やっぱりおっきいポスターのほうがフェロモン倍増です(その煩悩をどうにかしろ)。パンフが売り切れるってひどくないか? 通販してくれるらしいけど、送料とか取られるのかなーなんか腑に落ちない。だいたいWSSの話の筋も全然知らないからねー、はじまるまでに予習とかしたかったし、いろいろ忘れちゃうじゃねえか!!ということで今がりがりテキスト書いてるんですけどね。
席はというと1階席でうしろから数えたほうが早いとこやったので、言うほど近くではなかったなぁ。はじめに言っておくと、正直嵐3人と斗真くんと風間くんしか誰だかわからなかった・・・双眼鏡も持ってこなかったのはちょっと失敗。めがねマンやし、双眼鏡を通して見るのってあんまり好きじゃないので別にいっかー、と思ってたんですが、ちょっと表情とか見たかった、やっぱ。

あとこんな有名なミュージカルの話の筋も知らなくてすみません。山下翔央くんも知らないです。最近のジャニーズイチオシですか? 何役かもわかんないんですけど!パンフないから!そんなねたばれトークです(すでに前フリが長いけど、さらに長くなってしまった・・・)。
※目で見たまんま耳で聞いたまんま書いてるので、役名とか全然ちがってたらすみません

1部、まずはリフas大ちゃんのアメリカ人チームジェット団とベルナルドasずんのプエルトリコ系チームの対立。登場してもみんな黄色い悲鳴をおさえてるところが素敵です。ん、まぁすぐわかるわな。大ちゃんはみごとに金髪やし、ずんは長髪ツンツンやし。まずダンスに圧倒される。さすがジャニーズ仕込み。なんつーか、全身まで舞台映えするようにダイナミックな動きな気がしました。一糸乱れぬ、て感じできれい。コンサートやとそれぞれ個性が出てもよい感じやけど、やっぱ演出とか違ってるのかな。そしてトニーas翔くんに会いに行くリフ。この妙な浮かれ気分のトニーはなあに? おおお翔くんソロじゃないですかー! ダンスパーティ(?)でのシーンでは警部さんの話を無視してアニータといちゃつくベルナルド・・・そういう演出は求めてないんですけど。しっかり似合ってるんですけどね。歯ぎしり。そんでもってトニーとマリアが恋に落ちる。えらい簡単に。兄ベルナルドご立腹。もーほんとずっとなんかに怒ってる役なんだから。チノas風間くんずんと並ぶとちっちぇー! 翔くんは至るところでソロがあって、、特にマリア役の女の子との歌がこわかったなぁ。マリア役の子、ちゃんと声楽やってる感じで明らかに翔くんと歌ってるときおさえてたもん。マリア役の子は声楽、踊りはバレエという感じ、アニータ役の子は舞台映えする声、ダンスという印象。
ケンカのあとのアッチもすごいベルナルド・・・というわけで決闘です!素手のはずがナイフとか出しちゃってます!握手はしません!あららー刺されちゃうの?
こーして書いてるとずんしか見てないなオレ。

2部は翔くんオンステージ!でした。ふたりの求める場所、のシーン、翔くんの白い衣装が体操選手に見えてしょうがなかった・・・。大ちゃんとずんの出番はここのみか。アニータがドクのお店に行くシーンの舞台暗転のときに、店のセットの屋上部分にずんがいたのは気のせいか。ずんっぽい衣装やったんやけど、最後のシーンでそれぽい衣装の子もいたのでちがうかも。ちょっと気になった。ん、翔くんのあやしげなベッドシーン(笑)とか見どころですか? あとは斗真くんもトニーを探しに行く前のシーンにて熱演。こんな救いのない幕切れなのか。これは綺麗ごとの問題定義、で終わっちゃう話なのね。

最後は何度もお辞儀してくれて、特に斗真くんは感極まったお辞儀、それにいっぱい拍手して、演者がオケ奏者にも拍手して、幕がもう一度上がりました。スタンディングオベイションだよねーここは!と思ってうしろを気にせず立っちゃってすみません。あそこは立つところでしょ!むしろみんな立っていこうよ!

意外にも翔くんメインな感じ?(すみません話の筋を知らないんです) トニー役をやるのは翔くんなんだろうけどねー。なんとなくバンビというかよい子の味方というか、根拠のない明るさを持ってるイメージがあって。育ちのいい賢い子なのに。でもキメどころでは急に雰囲気変わるところがいいなぁと思った。歌はこわかったけど!!
大ちゃんはやっぱり舞台で映える人だなぁと思う。普段ぼーっとしてるのにピンだと急に貫禄が。ぼーっとしてるように見えてなんにも染まってないからこそ、舞台で何にでもなれる感じ。ジャニーズはちゃんとこゆところを見極めてて安売りせずに育ててるところがうまいと思う。
ずんは正直舞台での演技とかには全然期待してなくて、大丈夫か?と思ってたんですけど、まぁ歌がなかっただけよかった、といったところですかねー。舞台でだめでも別にがっかりなんてしないけど。いやーもうフェロモン出まくりで満足です。あゆクールボーイというか、不満を抱えてる傷ついた役どころが似合ってしょうがない。クールな印象があって、熱意みたいなものがあまり表に出てこない感じがするので、もったいないというか、セルフプロデュースに興味がないのかな?と思ったり。嵐全体とかのプロデュースとかはきっちり考えてるみたいなので、これからそゆところも生かせるようになるといいねと思います。えらそうなこといってすみません。

あと、いちおうミュージシャンなので音楽のこと。いやミュージカルやからオーケストラがついてるのは当然なんやろうけど、まったくもって意識してなかったのでそれもうれしかったのん。いちおう舞台はアメリカやし、開演前にブラスの音しかしなかったのでジャズっぽい構成なんかと思ったけど、Aでチューニングしてたのでちゃんと弦も入ってました。休憩の間にオーケストラピットもじぃーっと見たし(近づきすぎて係員に注意された)、2部はずん様の出番も少なかったので音楽も注意して聴いたよ。ちっこいオケにサックスとか入れてジャズっぽい音楽もできるようになってて、パーカッションブースが狭いところにひしめきあってたな、奏者は何人やろか。モニタが置いてあるので何でかな、と思ってたら効果音も出してるみたいね。斗真くんがぽかぽか殴られてるときの音がきっとそうやなーと思った。トランペットの高音もわーっていうところがあって、臨場感ありましたよー。オケの音をマイクで拾うってのはわりとよくやることなのかな? オーケストラピットに近い人は音の聴こえ方が違ってきたりするのかな、とか気になってみたり(前列の人はそれ以上にステージに夢中か・・・)もちろん音が聞こえないのはだめなんやけど、けっこうでかい音で拾ってて大丈夫なんかな、という気がしたり。

ずんと翔くんは舞台初めてなんかな? 嵐としてオーソドックスで古典のミュージカルに挑戦、ていう新たなステップを見れて本当によかったです。そしてこれからの嵐くんたちの成長に期待できるし、もっと楽しみになりました! おしまい!

*1:マツジュンのことです。ヨン様とかとは何の関係もない