交響詩篇エウレカセブン 見続けました

交響詩篇エウレカセブン (3) (カドカワコミックスAエース)終わってみるとレントンエウレカの青さというかそんなきれいごとばっかじゃねーだろ、と。甘えが鼻についたまんま終わったという感じ。後半それがホランドとタルホにも垣間見れるシーンがあったり、ちょっときつかったわ・・・青さとか甘えが悪いってわけじゃないんだよね。なんつーか、レントンエウレカは互いを思う気持ちと、自分の甘さと青さを別物として捉えてる感じで、結局それを乗り越えたのかどーしたのかが全然わからない、最後までエウレカのこと守れなかった・・・とか言ってたし。もちろんエウレカを守るってことに世界がかかってるってのは重いことなんだけど、青さがあるなら甘えを振り切ってがむしゃらに守ることだってできたし、甘さがあるなら自分を責めて答えを見出す過程があったんじゃなかろうか(これはゲッコーステートを降りてたときがそれにあたるかな。確かに、このあとエウレカにあいたい・・・て空中で手を取り合うシーンは感動したもん)。そゆところで深みが感じられなくて、なんかうまいこと事が進んだだけじゃん?みたいな印象。もちょっとなんとかなっただろ、青臭くっても青春っぽくいい話っていっぱいあるもん。モーリスがパパって呼んだり、あの緑のやつがハートになったりとか、予定調和的にひどい。お互い好きあってからが変だったのかも。過去とか自分の存在に向き合ったりしたのにふたり寄り添ってれば何もかも解決、だったら苦労はないんだってば。ふたりでいることで、ひとりずつちゃんと強くならないと一緒にいる意味がないんだよ。これじゃーそのうちふたりでだめになって共倒れじゃないですかね。エウレカにきもちわるい翼が生えてきちゃうとか、世界観の構築とかいい展開だと思ったのに。あんまり細かい世界観とかちゃんと理解せずに言ってるので、批判とか批評とかではなく、単純に感想です。惰性では1年見ないよ。
そゆの見てるのでドミニクにはきゅんきゅんでしたよ・・・みっともなくてもアネモネが好きだーみたいなね。あのふたりはどろどろに堕ちまくっての結末なので納得。うん、主役2人にはやっぱり堕ちきってなかったもんな(ドミニク先生の素敵レビュー☆id:doofrats:20060330#p1)。最後の方はちょっと狂ったデューイも見どころで、辻谷耕史さんが素敵すぎました。それからホランド藤原啓治さんは去年あたりからいろんな役で耳にすることになったけど、渋いおっさんのいい演技するよなぁ。あとホランドとタルホのこどもが見たかったよ。
メロマイさん(id:mellowmymind)のエウレカの話題のどっかで、スタッフがこれやってモテたいってことについて書いてた記事があったような気がするけど発掘できなかったので幻覚かも、モテたいっていうベクトルがちょっと違うなーというか、モテたことがないというか、ちょっと深みと努力が足りないというか、ご都合主義な匂いを感じます。あくまで主観ですけど。今年の会社のホワイトデーのお返しがひどかった・・・これ選んだ人はセンスねーな、女子にプレゼントとかしたことないんだろうな、ていう程度の(モテるモテないに関わらず、プレゼントの選び方ってのは鍛えられるセンスだと思います)。言っとくけど自分はツンデレめがねっ娘の非モテなのでえらそうなこと言ってられないんですけど。