死ぬまで旅人じゃダメかしら? 愛されたいというエゴは死に絶えてしまえばいい。愛していけるだけでしあわせでありたい。
父方の祖父が亡くなったのでちょっくら福岡まで行ってきた。1日忌引き休暇。会社では早く帰ったほうがいいんじゃないの?と言われたし、遠慮せず休めって言われたけど、それほど落ち込んでもいないくらい、親戚付き合いがあんまりないんだな。父方の兄弟の嫁に対する姑や小姑からの風当たりがものすごい強いせいで、何年ぶりかで血縁が集まることがいちばん滅入る原因。おとんもそれなりにプライドがあるらしいし(血縁で国立4大出はあたしだけなのがじまんらしいよ! くだらなすぎる)、おかんはうんざりしてるかと思ったらあたしが到着したとたん親戚一同に紹介してまわられたよ・・・え? なんなの? 娘が紹介できてそんなにうれしいか? なんか嫁として力入ってた気が・・・なんか作ってるのか? 嫁になったことがないのでわからんけどなんかプライドあるんだろうね・・・けど日ごろあれだけ文句言っといてそれはないと思うよ。妹2号も完全に消耗してました。祖母の葬式が先かあたしら姉妹の結婚が先か・・・またしょーもないことでもめるんだろうなぁ。あとは宗教がらみで(わりとあけすけなあたしですが、こればっかりは恥ずかしくて言えない。あたしは信者じゃないよ)葬式の作法が全然違ってたのでびっくりした。父もあの葬式なんだろうか。あれ親族以外の人もびっくりしたんじゃなかろうか。
父の実家近くまでひとりで行ったけど、びっくりするほど思い出すことはなく、焼かれた骨を見て、そーいえばじいちゃんの姉ちゃんのだんなさんが死んだとき、小学生ではじめてみた焼かれた骨のことは鮮明に覚えてて、ある意味トラウマのようにだぶってしまったり。そゆ断片的なしょうもない記憶(思い出ではない)がそこにはいっぱいあって、けど自分だけで閉じていて誰もいなかった。