青の炎

青の炎 二宮和也コレクターズエディション [DVD]妹2号@ニノファン(写真集まで買ってるよ!)と一緒にいってきましたー。そら彼女の勢いなら初日初回でしょう!てことで。
妹2号は横で号泣してましたが、あたしはふーんて感じで見てた。まぁトリック云々よりもニノの葛藤がテーマだからね。ニノはアツイなー青いなーて思う。かわいそう。哀しい、てのがよく伝わった。中盤以降での計画にほころびが見えてきて、破綻をきたすところなんかは上手でした。監督に任されて、自分で考えて演ったてのはすごい。なんつか、アイドルだって演技するんだ!みたいなところに監督も意味を見出してる。アイドルってまっすぐにトップで活躍して磨かれてる人で、絶対的な才能を持ってるんやな、と思う。
あの水槽が何を意味するのか・・・。でもやっぱ、死んじゃだめだよ。

ニノはねー妹が好きなもんだからデビュー当時から知ってるわけですよ。なんかクールな優等生役、をよくやってるけど頭よさそうには見えないからねぇ(笑)。あたしの中では素朴な少年役みたいなほうがはまる(今クール放映だった熱烈的中華飯店の役どころとか)。よきお兄ちゃん、てのは合ってる。あややは普通にかわいかった。紺ハイソ最高! きりっとした感じがよかったなー。杏ちゃんはちっちゃい頃からかわいくて注目してる。でも最近ちょっとぽっちゃりしてるね。あの年頃やと健康的でええような気もするけど、もうちょっと・・・と思わないでもない。あと寛斎さんの見せ場、感電のシーンはすごい怖かったし(あれで自然死に見えるんか、と思ったよ)。梅雀さんの刑事役もよかった。なんかみんな嫌なやつ、みたいな感じでゆうてたけど、優しいええ人やんかー。あれで何か救われたらいいなと思う。少なくとも観てて痛々しい部分は救われた。

常々「原作を読んでから映像化を見る」てことにこだわってたんだけど、原作にそれほど思い入れがないんなら映画みてからでもいいかなぁとか思うようになった。だってどうせ自分の中では文字のほうがいいに決まってるもん。結局は映画もキャスティングでしか観ないし、原作が先、なんてこだわる必要はないのかも。