文楽新春公演(2部)@国立文楽劇場

この日(id:hinomaru:20071110)以来の文楽です!またもやid:mntおねいさんに召喚してもらって行ってきました。いや〜やっぱいいっすなー。ちゃんとスケジュールチェックしてコンスタントに通いたいものよ。おねいさんとはミョーな因縁からコンスタントに現場でご一緒してるんですけどw今年も因縁来い!!(不吉な・・・)
今回はこれでちょっとだけ勉強していったの。

仏果を得ず

仏果を得ず

あやつられ文楽鑑賞

あやつられ文楽鑑賞

て、しをんかよ!!という感じですが、このゆるさwがよいのであった。
以下公演メモ。おねいさんの感想:id:mnt:20100111

十日戎

1部と2部の間にイベント。えべっさんってよく聞くけど結局なんなのかしらね・・・? 商売の街大阪特有の行事なのかな。福娘さんがやってきて福笹を配ってくれたり樽酒をふるまってくれるとのことで、けど行ったらもう人だかりで並ばされて、違うんだ、俺らは酒が飲みたいんじゃないんだ(いや飲めるなら飲みたいが)、文楽のじいさんたちとお人形ちゃんが見たいんだ・・・!とかいいながら「あのひとざこばに似てね?」とか「先頭の福娘は確実にモデル事務所から派遣だ」とか不謹慎なことばっかり言ってた。とにかく!お人形が!かわいい!!ちゃんと福笹いただいておったよ。

伽羅先代萩

竹の間の段と御殿の段。我が子を武士の忠義のために!というお話に感情移入。竹の間の段は大夫さんが各役を担当しておられましたが、御殿の段は竹本住大夫師匠(人間国宝)がひとりで。もうねー、出だしの声がいい声なんだわ・・・しかもちゃんと演じ分けができててすばらしい。いい声過ぎて寝ちゃうもん(おい)。しかしオーラがあるのでいいシーンでちゃんと目が覚めるんだなこれが(おまえが言うな)(けど隣のひとなんてずっと寝てたよ・・・?)。途中で出てくる犬の人形がかわいいんですよ・・・そればっか言ってたもんね、あれ、文楽用の人形なのかな、そのへんのぬいぐるみじゃないんだろうか・・・けど動きが超絶リアルだったんですよ、しかもそれに戯れる子どもの人形の動きもまたかわいいのん・・・!! 人形がおばさんと子供なのでちょっと不満(笑)。

幕間

手ぬぐい投げに必死になれなかったのはサインボール投げを彷彿としたからでした。そんな必死な客はここにはいない。

お夏/清十郎 寿連理の松

湊町の段。ツッコミどころ多数なストーリー展開*1なんですが、2組のカップルができてめでたい!お夏の実家はわたしの実家と同じ!*2清十郎の実家はわたしの生まれた土地!*3ということで、個人的に共通点が多くて見れてよかったなぁと思います。清十郎の人形は前に曽根崎心中を見たときに徳兵衛をやった吉田玉女さん。お夏の着物についてた鈴がかわゆかった、あと、よっぱらいの人形の名前が「だらすけ」*4だったのがいい感じ(笑)。

日高川入相花王

渡し場の段。なんといっても早変わり。早変わりっていうともうJしか浮かばない自分死ねばいいのにwなんつて、本と見事な人形の持ち替えでした。鬼になったあとの顔が見れなくて残念。

*1:男子が都合よく目移りしたけど結局お金で解決的な

*2:姫路

*3:

*4:字は陀羅助